Drug Aware Pro presented by O’Neill は山場を迎える一方、Rip Curl Pro の開幕も近づく

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オーストラリア、クーランガッタ
(2007年 3月 28日 水曜日)

Drug Awareness Pro at Margaret River の序盤戦ラウンドでは、とても高い自己の底力が試されるコンディションとなっている。ウェスト地方では”ドクター”が家にやって来たという表現をする、この地方には、この季節風の事を “Fremantle Doctor” とも呼ぶ、それはその行動からくるもので、イベントの序盤戦にその風が吹いた。一つ確かなのはそれが来るといつわり、まるで National Lampoon の映画に出てくる、バーニーのいとこのような存在といったところか、それは時には招かざれる客でもある。今週月曜日にやってきたのは、その中でも強烈なもので、うわさによればイベント終了後の時刻にフリーサーフィンしていたサーファーが一気に岩まで飛ばされたとか。

昨日のラウンドオブ144では、素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられた、バリナのアダム・メイリングが、その日のハイスコアを記録する事に成功する一方、その他に活躍したのが、ハワイのジェイソン・シバタ、マーカス・ヒックマン、エバン・バリエール、ハンク・ガスケル、そしてミッキー・ボルネオ等が難しいコンディションの中、頑張り結果を残す選手達と成った。アダム・メイリングがレギュラーの方向に乗り9.33点をスコアし、その後ヒート半分の時間をインサイドで苦しみながらはまっていた事は、まるで私が1973年に始めてマーガレットリバーで初挑戦した時のことを思した。

自分は、当時砂漠を跨ぐ大陸横断をリチャード・ハーベイと共にヒッチハイクで渡った。時には水補給をサボテンに食いつき、つねに水は必要で、しかもそれは熱く、車の屋根に積んだ、リチャードのマーガレット用の8’1″の板であった。マーガレットリバーは1973年オーストラリアタイトル戦の会場であった。自分はと言うとマイケル・ピーターソンがシェープしてくれた紙のように薄い6’7″で、自分ではその板の調子は結構気に入っていた。僕の相棒のイアン・カーンズは、僕が会場に到着すると現れ、”The Box”と呼ばれている湾の向こうのポイントの方向を指して僕に言った、”オージー根性を見せ、皆が乗る事が不可能と言うポイントを乗ってやろうではないか!”と。

なにはともあれ” The Doctor” は現れた。12フィートのうねりを伴ってである、自分はリップにてこずり、さまよい、一方優勝一直線に進んだのがディック・ハービーであった。

しかし、実はイアンの助言によって命が助かったのだ。彼の言った事は、”凄い波に乗ったのなら、レギュラーにすばやく走り少し技を掛けたらクローズする前にプルアウトして、そして次に長いグーフィーに乗っていけばまた自分のゲームが出来るはずだよ。”ヒートの15分過ぎたあたりでは、自分はセットをたくさん喰い、スコアらしきスコアは1本なかったので、自分は必死だった。すばやく中くらいのサイズの波に乗りレギュラーのバレルに入って、何とかそれを抜けて結果はエクセレントなスコアを頂いた。そして、それで終わりと思われるようにインサイドで捕まった。残り時間1、2分というところで、何とか12フィートのグーフィーの波に乗り、形を取り戻した。そうでなければこのイベントで残り全てをインサイドリーフでスープに捕まったまま、危うくオーストラリアタイトル戦を見過ごすところだった。これは昔話で。

Drug Awareness Pro には、今年更に凄い要素が沢山ある。今年初の6スタープライムメンズイベントで6スターウィメンズWQSイベントには素晴らしい面々のサーファーがエントリーをしている。それはWQSトップの面々、ベテランそしてカムバックを果たしたものと多様で、皆このウェストオーストラリアにやってきたのである。近日中にラウンドオブ96も開催される事になり、コンディションも全く改善の方向に進んでいる、それは風が数日中にオフショアに変わる予想で、更にインド洋からのうねりのサイズの上昇が予想されている。また素晴らしい好カードが組まれている。その中で楽しみなヒートはエイドリアーノ・デスーザ、ジェレミー・フローレンス対元 Foster’s ASP 世界ツアーサーファーのユリ・ソドルやカナリー諸島のジュリアン・スエロとのヒートが楽しみだ。

ディフェンディングチャンピオンのマーク・オクルーポは今年も参戦している。昨年のおとぎ話のような優勝の後、また歴史を作った。オッキーは1986年に Margaret River Masters で初勝利をしている、そして20年後の2006年に元チャンピオンが再び参戦となり、40歳となって再びタイトルを取る事となった。オッキーの対戦する相手はWCTルーキーのベルナド・ミランダ(ブラジル)、オージーのクリント・キミンズとカリフォルニアの雄、ディーン・レイノルズとなる。もう一つの見ものは、グダスカ兄弟。パトリックとタナー、そして南アフリカ期待のダミアン・ファーレンフォート、そしてWCTルーキーのレオナルド・ニーブス(ブラジル)との対戦である。

しかし、いつもの白熱した対戦を見逃したくなければ、インターネットのライブ中継を見てほしい。好カードには元世界チャンピオンのC・J・ホブグッド、ミック・キャンベルは、先日のスナッパーロックスで健在ぶりを見せたばかりで、若手のクィーンズランド出身者、ライアン・キャンベルはWQSでの激戦が続くところ、そして昨年のエリートツアーから脱落した、ダーレン・オラファーティーである。ここからが真剣勝負だ、再度クォリファイを目指す者等の目的は様々だが、ここで貴重なレイティングポイントの取得を全員が目指しているのには変わりがない。

ウィメンズは、WQS最高峰のランカーばかりで、ウィメンズサーファーの最もビッグネームばかりが揃っている。これら面々が6スター Drug Awareness Pro のタイトル獲得に向かう事となる。若手ブラジル人のシルバンナ・リマは、オーストラリアシリーズで好調ぶりを見せている。WCT初戦はスナッパーロックスの3位で始まり、その後ニューキャッセルでは優勝、セントラルコーストではファイナル進出と絶好調である。仮にトリプルクラウンがオーストラリアにあったのならシルバンナが勝ち取った事になる。しかし、東海岸で見せた素晴らしいパフォーマンスをワイルドウェストでどのように維持するかが楽しみでもある。

ハワイのベテラン、レイチェル・バラードは風もあり波の大きなリーフの波は手馴れたもので、2007年の調子をここで付けたいところだろう。スナッパーでの不甲斐ない成績により、WQSにも参戦が必要となったところだ。元エリートツアーサーファー、ローリナ・マックグラフはこのところ調子が良く、カリナ・ペトロニも良さそうである。ステファニー・ギルモアの後を追う構えでいる。WQSランキング首位のステファニー・ギルモアは、ジュニア時代からのライバルのニコラ・アサートン、パワフルなレギュラーフッターローカルのフェリシティー・パルミティアは、元プロのジョッシュ・パルマティアの娘である。

どのような展開となるのか、マーガレットでのファイナルは日曜日となる。

現在2007年 Foster’s ASP 世界ツアー第2戦の Rip Curl Pro Bells Beach の開催に向けて、最終準備が進んでいる。今年で35年目の開催になり、メンズ、ウィメンズの老舗世界ツアーイベントともなる。世界中の至る場所からサーファーを集い、記念大会の式典も予定されていて過去35回からのレジェンドをも招待する事になり楽しみが増えたところだ。火曜日、4月3日からの開催予定で Rip Curl Pro には、過去8回の現在世界チャンピオンのケリー・スレーターをはじめ、現在 Quicksilver Pro チャンピオン、元Rip Curl Pro チャンピオンのミック・ファニング、昨年2位また過去のイベントチャンピオンであるジョエル・パーキンソン、過去3回の世界チャンピオン、アンディ・アイアンズはやはり過去のイベントチャンピオン、また常に評価は世界1だがベルズでの優勝経験が無い、タジ・バロー等。

ASPウィメンズ世界ツアーにベルズが戻った事は嬉しい限りである。Rip Curl Women’s Pro には過去7回の現在世界チャンピオンのレイン・ビーチリー、現在世界ランキング首位のチェルシア・ヘッジス、元世界チャンピオン、ソフィア・ムラノビッチ、現在期待ナンバー1のスーパースター、ステファニー・ギルモア、そして最近絶好調な、ブラジルのシルバンナ・リマと蒼々たる面々である。ウィメンズではこのイベントが2年ぶりであり、その間に素晴らしい面々が新たに加わり、更に魅力が増したところである。今年のイベントは、間違いなくイースター休みの間に、この有名な丘から見る新たな伝説となることだろう。

※ASP ジャパンの公式ホームページwww.aspjapantour.com は世界のプロサーフィンに関するニュースのほかに日本向けだけの新しいプロサーフィンニュースも日々更新しています!日本語の大会速報は www.surfmedia-tk.co.jp からもプロサーフィンを見る事が出来ます。


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