ボルコムパイププロを制したのは21歳のソリ・ベイリー!

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20170212-00

Volcom Pipe Pro

ボルコムパイププロを制したのは21歳のソリ・ベイリー!

2017年2月9日

この7年間を振り返ってみてみると、ボルコムパイププロの勝者はたった3回しか変わっていない。新たなチャンピオンはいつ生まれるのだろうか?4~6ftのパイプラインで行われた最終日の今日、その答えがようやく出たのだ。

これまで他を寄せ付けなかったボルコムパイププロの勝者に加わったのは21歳、オーストラリア出身のソリ・ベイリーだった。ジョンジョン・フローレンス、ケリー・スレーター、ジェイミー・オブライエンに続き、名誉ある勝者として、その名を刻んだ。

We should have seen this guy coming. But that might be exactly how 2017 Volcom Pipe Pro Champion Soli Bailey wants it. - WSL / Tony Heff

We should have seen this guy coming. But that might be exactly how 2017 Volcom Pipe Pro Champion Soli Bailey wants it. – WSL / Tony Heff

同時に、パイプという舞台で、まさかの躍進劇を続けたベイリーは今年度の注目すべきQSサーファーの一人となったのだ。ベイリーは、番狂わせが続出した”悲劇の火曜日”も含め、出場した全てのヒートを1位で通過。

悲劇の火曜日、つまりはラウンド4での出来事だった。ノースショアローカルを代表する、ネイザン・フローレンス、メイソン・ホー、コア・ロスマン、マクアカイ・ロスマンが揃って脱落する事態となった。その誰もがファイナルまで駒を進めることのできる実力の持ち主たちだった。

準々決勝では、期待のヤングガン、セス・ムニーツまでもがノックアウトされた。セスはラウンド3でブルース・アイアンズとケリー・スレーターを打ち負かし、その実力は今シーズン注目されていた。

With the conditions how they were today, guys like Griffin Colapinto advanced by throwing in some turns. - WSL / Tony Heff

With the conditions how they were today, guys like Griffin Colapinto advanced by throwing in some turns. – WSL / Tony Heff

しかし、それは不運と呼ぶべきものではない。ソリ・ベイリーという脅威を見落としていたに過ぎないのだ。

ベイリー「いくつものヒートに勝ててストークしているし、今シーズンのツアーに対しても重要な結果となりました。いい波だと思った波にアプローチしたまでです」。

Soli Bailey says he wants on Tour. After today, the world believes the man. - WSL / Tony Heff

Soli Bailey says he wants on Tour. After today, the world believes the man. – WSL / Tony Heff

波のコンディションは、クラシックなパイプとは程遠く、ならばバックドアバレル祭りかと思えばそういうことでもない。それどころか、準々決勝でジョンジョン・フローレンスは、たまに来る思いがけないチューブの他は、マニューバーで勝負していた。

フローレンス「本当に厳しいコンディションだった。北から来る風もそうだし、波はコブだらけ。バレルを探していたけど、それは望めないと分かった。だからターンで勝負することに心を切り替えたんだ」。

さらに準決勝では事態を動揺させる出来事があった。

John John Florence, unable to nab his potential 5th title here. - WSL / KeokiSaguibo

John John Florence, unable to nab his potential 5th title here. – WSL / KeokiSaguibo

フローレンスはリードをなかなか奪えずにいた。死力を尽くしてなんとか2位のポジションを守っていた。1位にはだかるのはソリ。ブザービートは試合終了間際まで続いた。アラブ出身のユサナが最初の波を捕まえると、アメリカ出身のグリフィン・コラピントが次に続いた。それはゴージャスなバックドアバレルとなった。コラピントは7.37ポイントをスコアし2位へジャンプアップ。フローレンスとユサナを打ち負かし、決勝へと駒を進めた。

ソリ「ワールドタイトルを勝ち取るには、ここは避けては通れない。だから全てが良い経験になりました」。

Bruce Irons looked exceptionally stylish today on his way to the Finals. - WSL / Tony Heff

Bruce Irons looked exceptionally stylish today on his way to the Finals. – WSL / Tony Heff

ブルース・アイアンズとアドリアーノ・デ・ソウザはともに準決勝に進出するも、そのサーフィンのスタイルは真逆のものだった。デ・ソウザは8本の異なる波に乗り、カーヴィングで魅せると、ブルースは辛抱強く波を待ち、2本の美しいバックドアを手にした。軍杯はブルースに上がった。

そして決勝。この二人の元パイプマスターズである、デ・ソウザとブルースの前に立ちはだかったのが、ボルコムパイププロの決勝は初となる若き二人のサーファー、ソリ・ベイリーとグリフィン・コラピントだった。

ブルースとコラピントがバックドアのティーピーにすっぽり入るも、メイクとはならず。

予測のつかない波選びは困難を極めた。しかし、ソリはコンスタントにそれを受け流し、デ・ソウザとのパドルバトルでプライオリティーを奪うと、強烈なオフショアにさらされたバックドアを果敢に攻めた。

Adriano de Souza found this ledgy Pipe left in the Final, but couldn't get a backup to overtake Bailey. - WSL / Tony Heff

Adriano de Souza found this ledgy Pipe left in the Final, but couldn’t get a backup to overtake Bailey. – WSL / Tony Heff

ソリッドで小さなバックドアチューブを抜けると、ベイリーはもう一本のラブリーなダブルバレルのセクションもメイクし、バックアップもスコア。7.33ポイントを持ったベイリーはアンザーバックの出来ない2位のデ・ソウザを置き去りにし、ついに優勝をその手にしたのだった。

こうして、フローレンスとスレーターの6年に及ぶボルコムパイプの支配に終止符が打たれた。その壁を打ち破ったのは若きオーストラリアのベイリーだった。この勝利は、彼が果たそうとする夢へと、彼を大きく近づけた。夢、つまりそれは、CTへの参戦だ。彼のポケットに入った3000ポイントは、間違いなく彼の躍進をさらに勢いづけるだろう。さらに、もしこの若きサーファーの勢いがとどまることを知らないものであるなら、その先にあるゴールは、彼の夢を現実のものに変えるだろう。


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