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2018年12月7日
キラ・ピーカートンが、ケアラ・トモダ・バナートを倒して2018年の『Taiwan Open World Junior Championships』のチャンピョンとなった。キラ・ピンカートンは16歳とは思えない落ち着きのあるサーフィンを見せ、ファイナルデイでは、ギリギリの局面で何度も勝負強さを見せた。ファイナルの序盤にスコアを揃え、ヒートを有利に進めた。しかし、トモダ・バナートが4発のビックアクションを含むレフトのライディングを見せ、エクセレントスコアとなる8.20ポイントを出すと状況は一変した。残り2分、エクセレントに近いスコアが必要な状況でピンカートンは形の良いレフトの波を掴む。持ち前の落ち着いたサーフィンで7.77ポイントをスコアし、見事にトモダ・バナートからリードを奪い返した。ヒート終了直前にトモダ・バナートが追い上げを見せるが、わずかに及ばず、ピンカートンがWJCで初優勝を飾った。ピンカートンは勝利インタビューに「優勝したことがまだ信じられません。優勝を目指していたので本当に嬉しく思います。今日は接戦が多かったので非常に濃い1日となりました。この一週間、台湾で素晴らしい時間を過ごすことができました。台湾では、素晴らしい景色が海岸広がり、私のホームポイントがあるサン・クレメンテに似ているのでとても落ち着きました。」と喜びをこめて答えた。
2018年12月5日
ハワイ・オアフ島・バンザイパイプラインでは、WSL CTツアー最終戦、ビラボンパイプマスターズが、日本時間12月9日からのウエイティングと迫ってきた。2018パイプマスターズ日本語放送メインコメンテーターには、日本人唯一のエディアイカウ招待選手であり、パイプスペシャリスト脇田貴之。日本人史上初!!『2018APB World Champion』に輝いた、鈴木彩加。
2018年12月5日
台湾で開催されたウィメンズのワールド・ロングボード・チャンピョンシップは、カリフォルニア出身のソレイル・エリコが弱冠17歳にして優勝を勝ち取った。ファイナルでは、同じカリフォルニア出身で、2015年のチャンピョンのレイチェル・ティリーを相手に劇的な勝利をおさめた。35分間のファイナルは、世界の舞台に慣れているティリーが序盤から圧倒的な強さを見せつけた。開始10分も経たないうちにトータル14.27ポイントを揃え、エリコをコンビネーションのシチュエーションに追いこんだ。誰もがティリーの勝利を確信していたが、エリコは最後まで諦めない勝利への執着心を見せた。ヒート中盤から立て続けに2本のセットを掴み、パワーと美しさを兼ね備えた、最高のライディングを披露した。そしてなんと、ティリーのポイントを上回る、7.73と、8.23ポイントをマークし、見事逆転に成功した。エリコにとって2018年シーズンで初めての国際試合で、元ワールド・チャンピョンを下すという大金星をあげた。
2018年12月3日
今年の『Beachwaver Maui Pro』は、常に最高のパフォーマンスを発揮していたカリッサ・ムーアがマリア・マニュエルを抑えこみ、2018年の最終戦で見事な勝利をおさめた。
最終日の前にすでにワールドチャンピョンがギルモアに決定していたたが、そのドラマとは別に世界最高峰の激しい戦いが繰り広げられた。ファイナルでは、マニュエルのオープニングライドによって戦いの火蓋が切られた。マニュエルはオープニングライドで果敢にチューブライドに挑むも、波をうまく操ることができずにワイプアウト。そのワイプアウトの衝撃で彼女のサーフボードがなんと真二つに折れてしまった。激動の幕開けとなったが、開始10分にムーアが長いバレルライディングを成功させた。エンドセクションを成功させることができなかったものの、高いバレルスキルが評価され、8.67ポイントを獲得する。
2018年11月29日
ウィメンズの女王、ステファニー・ギルモアが今季最終戦の『Beachwaver Maui Pro』で、レイン・ビーチリーと並び、ウィメンズの歴代最多タイとなる7度目のCT年間チャンピョンの座へ返り咲いた。今回のタイトル獲得により、全世界のサーフィンファンにギルモアがこの世代のウィメンズサーファーでは最強選手であることを証明し、歴史に名を刻んだ。ギルモアは彼女にとってのルーキーイヤーとなった、2007年のCTで初制覇を皮切りに、2008、09、10年と連続で年間チャンピオンを果たし、今ではケリースレイターに次ぐ29回のCTイベント優勝を成し遂げている。
2018年11月27日
11月26日から開催が予定されている『Jaws Challenge』は、巨大台風の影響でイエロー・アラート(危険コンディションによる試合のストップ)からグリーン・アラートになった。南アフリカのグラント・ベイカーが勝利を収めた『Nazar? Challenge』が先週、ネット上で大きな話題を呼んだが、WSLのビッグウェイブツアーの第2戦となる『Jaws Challenge』のキックオフも間近に迫った。ハワイ近海で発生している巨大台風の影響で、今年の『Jaws Challenge』は35フィート(10メートル)を超える大波が押し寄せてくることが見込まれ、11月26日もしくは27日から試合がスタートする予定となった。
2018年11月24日
ウィメンズのCT最終戦となる『Beachwaver Maui Pro』が25日からスタートする。この大会でステファニー・ギルモアとレイキー・ピーターソンによる年間チャンピョン争いに終止符が打たれる。また、CTランキング下位の選手にとってはこの試合が来年のCT残留をかけた最後のチャンスとなる。昨年、長いスランプから脱却し、CTへのクオリファイを果たしたセージ・エリクソンの来年以降のCT参戦はこの試合にかかっていると言っても過言ではないだろう。
2018年11月22日
今シーズン限りでの引退を表明したジョエル・パーキンソンが『Hawaiian Pro』にて、この大会では自身2度目となる優勝を飾った。今回の優勝により、36回開催となる今年の『Vans Triple Crown of Surfing』で暫定1位となった。パーキンソンは『Vans Triple Crown of Surfing』の次戦となる『Vans World Cup』を戦い、2008、09、10年の3連覇以来となる総合優勝をかけ、強敵たちとしのぎを削ることになる。
2018年11月22日
オーストラリアで開催された「Port Stephens Toyota NSW Pro」 にて、日本人選手が素晴らしい活躍を見せた。男子では古川海夕(フルカワ・ミユ)が自身のQS最高成績となる5位入賞、女子では前田マヒナも5位に入賞を果たした。そして、野中美波(ノナカ・ミナミ)と脇田紗良(ワキタ・サラ)がそれぞれ9位に入賞するなど、世界の強豪を相手に堂々の結果を残した。
2018年11月8日
1989年の冬、アメリカ中に四散する指折りのヤングサーファーたちがノースショアの波を追い求め、1つの屋根の下に集まった。その中にはケリー・スレーター、ロブ・マチャド、シェーン・ドリアン、ロス・ウィリアムズ、テイラー・ノックス、カラニ・ロブといった。その当時の新しいサーフシーンの礎を築いた精鋭たちがそろっていた。彼らはベンジー・ウェザリーのお母さんのサポートによって衣食住を共にし、近所の家に住むテイラー・スティールがその模様をカメラに収めた。テイラー・スティールは、ベンジーの家に集まった仲間のサーフィンやライフスタイルを撮影し続け、3年後に自身初の代表作となる『Momentum』(モーメンタム)をリリースした。このフィルムに収められたヤングサーファーたちの斬新なサーフィンやライフスタイルは、非常に魅力的であり、当時のサーフィン業界に新たな旋風を巻き起こしたことは間違えない。このフィルムのリリース以降、彼らはこの作品のタイトルを文字って『モーメンタム世代』と呼ばれるようになった。