event:OFF
scores:OFF
swell:1 feet
wind:Side On shore
weather:Rain COOL
Winner: Bonga Perkins
Last Update:2007/06/10 16:22

ロングボードパラダイス太東!

湘南、鵠沼 ASPジャパン事務局
(2007年 6月 11日 月曜日)

ASP WLT 2スターイベント、TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taito が千葉県いすみ市、太東で6月8日から6月10日のファイナルデーまで開催され、本年で第2回目のイベントが閉幕を迎えた。このイベントはASP公認大会として同時に2007サーフタウンフェスタの一環のイベントとして千葉県いすみ市の前面協力をもっての開催となった。このイベントが無事に全日程を消化する事が出来たのも、いすみ市の皆さん、及び太東ローカルの方々のお陰です。皆さんの笑顔、挨拶、そして太東を愛する気持ちがこのイベントの大成功の要因であったと言っても過言ではないでしょう。これは感謝の気持ちと共に本当に勉強をさせて頂きました。本当にありがとうございます。

news_20070613_ohta.jpgそんな市民の皆さんを代表する暖かいお言葉を、ファイナル表彰式にて、いすみ市長の太田洋氏が語ってくれました。
「現在いすみ市は新しい町作りを進めています。特にこの海岸については県と共同でサーフタウンにしようと言う事で、現在これから5年、10年掛けてしっかりしたものを作って行こうと予定しています。どうかこれからもこのような大会を通し、また再びこの海岸に来てもらい、サーフィンを楽しんで頂きたいと思います。選手、役員の皆さん、本当にご苦労様でした。心からご活躍に対して感謝とお礼を申し上げます。この大会の為に多くの方々にご尽力を頂きました、そしてこの大会に参加された多くの選手の皆さん、また取り巻く多くの皆さんに心から感謝とお礼を申し上げ、またこの海岸を愛して頂き、そしてまた素晴らしい大会がこれからも永遠に続くように心から願っております。皆様の益々のご健勝心を心からお祈りし、この大会が無事終了した事に対し、お礼と感謝を申し上げます。本当に皆さんご苦労様でした。」
太田市長心からの暖かいお言葉を頂きありがとうございます。

太東ポイントは、東京の東70キロに位置し、九十九里浜の最南端となる。そのサーフポイントとしての歴史は、日本国内では湘南と並び最も古く特に国内ロングボードのメッカとして、その地位はゆるぎないものがある。太東海岸はサーフポイントと共に1970年代には国内初のスケートボードパークがあった場所で、歴史が物語るように日本のウェストコースト文化の新風を常にリードしてきた。

サーフィンは、楽しいスポーツです。しかし、海という自然相手の大きな危険も伴います。
イベント第2日目レポートでの日本のベテランロングボードプロ、大御所としてその解説等でお馴染みの池田 潤(イケダ・ジュン)プロのインタビューから再度部分的に引用させてもらい、「正しい知識を丁重に教えてもらえる多くのサーフショップが太東周辺には存在します。」これからサーフィンを始めてみたいと感じるファンの皆さん、池田プロの言葉が示すよう正しい知識をもって安全にサーフィンを楽しむ為に正しい知識は不可欠となるでしょう。次の世代の為にも是非、楽しくサーフィンを楽しんでください。」

天候は、初日から夏空が注ぎオフショアのクリーンなコンディションの中、開催した。初日のハイライトと言えば地元太東を代表する若手次世代の代表格、瀬筒優太(セヅツ・ユウタ)の大活躍であろう。必ずや近い将来日本を代表するロングボーダーとなる大物の片鱗を確実に国際舞台で遺憾なく発揮した。

そのクリーンなコンディションと暖かい天候は第2日目も続き、素晴らしいヒートが繰り返される中、イベントが中盤を迎えた。その中で「TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taito」と同時進行でレディーズWLCトライヤルとなる、WLT Womens ジャパン trials がこの日に組み込まれた。このイベントは、フランスのビアリッツで7月11日から16日まで開催される Roxy ASP Women's World Championships の日本人ワイルドカード枠を争うトライヤルイベントである。最終的にファイナルを制したのが太東をホームグラウンドとする鈴木由貴となりフランスで活躍する事となる。そんな鈴木由貴選手がインタビューでは非常に謙虚に、そして印象的な美しい笑顔で応えてもらえた。「今回初めて日本でASPのレディーズロングボードイベントを開催して頂き感謝をしたいと思います。今のトライヤルイベントに優勝した気持ちを素直に喜びたいと感じます。フランスでのイベントは日本代表として、優勝を目指したいと本当は言いたいのですが、上位に食い込めるように最大限自分の持つ力を注いで頑張りたいと思います。」

鈴木由貴は、昨年のシード権により既にこのWLT本戦に出場を決定している、島尻裕子と共に日本代表として出場する。

イベントは更にファイナルデーを迎えた。ファイナルデーは早朝、雲が掛かりやや小雨の降る中、1から2フィートのコンディションで始まった。懸念されていた天候が昼前に悪化し、雷雨が大会会場を覆いイベントは、しばし中断を余技無くされる結果となった。1時間半の試合中断後、天候が回復しイベントは再開した。すると波のサイズもが少し上昇をし、2から3フィートクリーンコンディションとなった。
そんな中、ハワイのキーガン・エドワードがサイズのある波にノーズライドをキメ、セカンドマニューバーで超ラジカルなカットバック、とフローターを決め、このイベント初のパーフェクト10をメイクした!天才ノーズライダーとして知られる、ケビン・コネリー(アメリカ合衆国)は多くのギャラリーを釘付けにした。アマチュア時代は最強のロングボーダー、2007年も又ASP Oxbow Pro World Longboard Championships 日本代表の真木蔵人(マキ・クロウド)のさすがという姿も見られた。後のイベントチャンピオンに勇気をもって挑戦した地元太東の若手有望株の1人森 大騎(モリ・タイキ)の姿も見られた。
クロースヒートで残念ながら敗退とは成ったが、KANOA DAHLIN(カノア・ダーリン)のサーフィンは健在であった。更に日本代表の尾頭信弘(オガシラ・ノブひろ)がファイナル唯一日本人としてファイナル進出した。イベントはその後も順調に進みファイナルの前にはサーフタウンフェスタノーズライディングエキスプレッションセッションが行われ、サーフィンの楽しさをギャラリーにアピールした。そのノーズライディング賞を獲得したのは鵠沼出身で史上最強最高の日本人ロングボーダー宮内謙至(ミヤウチ・ケンジ)で、彼が表彰式で語った。「皆さんありがとうございました。自分はククォーターファイナルという早い段階で本線を敗退しました。ここはベストライディング賞を狙いました。そうしたらそれが手に入りました。」

いよいよファイナルを迎え、波のコンディションは天候の回復と引き換えに風の影響を受け、非常にチャレンジングなコンディションとなった。するとビーチにはこれまで見る事の出来なかった程多くのギャラリーが集まりその行方をじっと見つめた。ファイナルに進出したのは地元太東を代表するASPランキング日本人トップ、2006 WLT 世界ランキング5位の尾頭 信弘(オガシラ・ノブヒロ)、2007 ASP 世界ロングボードランキング同率3位 ボンガ・パーキンス(ハワイ)、2007 ASP 世界ロングボードランキング同率5位のジャクソン・クロース(オーストラリア)、そして4位のキーガン・エドワード(ハワイ)の4名となった。まさにインターナショナルヒートが実現した。メンズファイナルはヒート残り時間僅かに2分で、ボンガ・パーキンスが逆転に成功をし、ヒート終始リードを握っていたジャクソン・クロースを逆転し、そのまま優勝をさらった。表彰式では日本語まじりでしっかりとインタビューに答えたボンガが「まず Tany surfさん、ありがとうございました。REAL B VOICEさん感謝しています。イベント3日間イベント成功の為の重労働をしたASPの皆さん、ジャッジの皆さん、ウォーターパトロールの皆さん、心から感謝しています。日本人は本当にサーフィンに熱狂的で好きです。だから毎年来日するのが楽しみです。毎年友達、新しいサーフファンの皆さんにお会い出来る事が何よりも楽しみです。本当に皆さんありがとうございました。みんなこれからパーティーに下さい!」
更に彼は表彰式の後に答えてくれた。「本当に波のコンディションは小さく、底力が試されるコンディションに選手全員なりました。母なる大自然には勝つ事は出来ません。自分達はファンの皆さんに喜んで頂く為にはいかなるコンディションであってもサーフィンをしなくてはいけません。日本のサーフファンの皆さんは本当に熱狂的で感情が一杯です。
ファンの皆さんの為に自分は常にサーフします。最後に太東ビーチ、そして太東ローカルの皆さん心からありがとうございました。」

そして、このイベントの為、会場を訪れた ASP北米、アレックスがインタビューに答えてくれました。
ASP北米、アレックス「太東、及び日本の皆様こんにちは。TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taitoは、素晴らしいイベントでした。これ以上に無く、スムーズな進行がされて、必要以上に大き過ぎず、規模がまとめられている印象でした。本当に素晴らしい!関係者、ASPスタッフ、又参戦選手は素晴らしいスピリットを持っていました。見る側の印象としては更に素晴らしかったわ!楽しく常に笑顔で仕事をこなしている印象を持ちました。
私は先週の水曜日に来日して東京に居ました。ASPロングボードコンテストが開催されるとASPジャパンGM近江さんから連絡を頂き千葉に来ました。東京は本当に大都市で面白い場所でしたが、その反面ストレスもたまり個人的には大都市は好きではありません。千葉に着いた瞬間に、私はストレスから解放されました。なぜかって?それは小さなカントリーの町だからです。第一印象で好きになり自分がカリフォルニアでサーフィンを幼少期に始めた頃を思い出しました。太東のメローな風が私を包んだのです。太東の人々は皆すぐに私に"ハロー"と素敵な笑顔で挨拶してくれました。そして皆地元を愛している気持ちが伝わりました。地元への強い愛はとても大切な事なのです。千葉には長い農業や漁業の歴史があるから、私は本当に太東が好きです。また必ず近い内に太東に来ます。皆さん私を太東に呼んでいただき本当にありがとうございました。今回は、まだしばらく日本にいるつもりです。
最後に太東のローカルの方々、イベントスポンサーの皆さん、関係者、サポーターの皆さんありがとう。ボンガそして鈴木さん、本当におめでとうございました。あなた達は素晴らしいサーフィンを見せ優勝しましたね。そしてASPスタッフ、あなた達の素晴らしいチームワークがこのイベントを成功に導きました。Good Job Boys!」

いすみ市、太東ローカルの皆さんをはじめ関係者全ての強い協力をもってボンガ・パーキンス(ハワイ)の優勝により、2007年 第2回「TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taito」も無事に全日程を終えました。

最後にASPツアーマネジャーの小川昌男(オガワ・マサオ)に今年のイベントを振り返ってもらった、「イベント全体を通して波のサイズは非常に小さく良く走る(スピードの有る)選手達が勝ち上がりました。ジャッジもマニューバーだけでは無く、ノーズライディングとのコンビネーションライディングに好スコアを出していました。それはマニューバーのつながり、またマニューバーの多様性について好ポイントを出していたと言う事です。いすみ市の大きな協力によってこのイベントは大成功したと言っても過言ではありません。ここ太東の素晴らしいビーチはロングボードのコンテストを開催するには最適の地と言えます。それは集客力という意味においても、東京からの距離が首都圏に最も近い位置であり、しかも波のクォリティーが高いのです。そういう意味からも日本国内でロングボードコンテストを開催するには最適なロケーションだと考えます。」

いすみ市、また太東ローカルの皆さんありがとうございました。皆さんのおかげです。

詳しい内容は http://www.aspjapantour.com/ をご参照ください。

WLT「TANY SURF presents REAL B VOICE Pro Longboard TAITO」のファイナル最終公式結果:
優勝:ボンガ・パーキンス
2位:ジャクソン・クロース
3位:キーガン・エドワーズ
4位:尾頭 信弘
5位:ユージン・ティール
   ケヴィン・コネリー
7位:エリック・ソマー
   石川 英司
9位:宮内 謙至
   瀬筒 雄太
   ミシェル・デポント
   吉川 祐二
13位:カイ・サラス
   木下 デヴィット
   小川 徹也
   松山 芳則

Womens WLT JAPAN Trialのファイナル公式結果:
1位:鈴木 由貴
2位:古市 陽子
3位:林 裕美子
4位:島尻 裕子

今年は会場を訪れた多くのギャラリーの皆さんに加え http://www.aspjapantour.com/ でライブストリーミング中継が行われました。悪天候による中断、時に多いアクセス時にご不便を掛け、ご迷惑をおかけ致しましたことをお詫び申し上げる共に、皆さんのイベントへの熱いサポートには心から感謝を申し上げます。

「TANY SURF presents REAL B VOICE Longboard Pro Taito」は下記スポンサー各位に感謝すると共に提供されました。
主催:ASPインターナショナルジャパンブランチ
主管:サーフタウンフェスタ実行委員会
冠協賛:Real B Voice
特別協賛:TANY SURF
協賛:リプトン紅茶(ゴリョク)、フルッタフルッタ、LIBERTY SURF 他
後援:いすみ市、いすみ市商工会、いすみ市岬町観光協会
協力:岬町民宿組合、夷隅東部漁業共同組合、いすみ市サーフィン業組合、NSA千葉東支部、NSA東京支部、京葉サーフユニオン、大原サーフィンクラブ


※ASP ジャパンの公式ホームページwww.aspjapantour.com は世界のプロサーフィンに関するニュースのほかに日本向けだけの新しいプロサーフィンニュースも日々更新しています!日本語の大会速報は www.surfmedia-tk.co.jp からもプロサーフィンを見る事が出来ます。