Los Cabos Open of Surfing シードラウンドのヤングガンたちの戦い
第3ラウンドが行われたこの日の午前の波は多少良くはなっていたものの、ウィメンQS6000はおおよそ昨日と同じようなコンディションの中行われた。風による1~3ftの波にサーファーたちは、十分な演技で応えてくれた。
第3ラウンドが行われたこの日の午前の波は多少良くはなっていたものの、ウィメンQS6000はおおよそ昨日と同じようなコンディションの中行われた。風による1~3ftの波にサーファーたちは、十分な演技で応えてくれた。
「結果は良かったけど、実はとてもナーバスだったんだ」。そう語るのはタジ・バロウだった。ツアー歴18年のベテランはラウンド2で現在ランキング10位内のブラジル出身、カイオ・イベリを相手に辛くも勝利を手にした。このオーストラリアのレジェンドはここフィジーを自身のCT最後の地としている。しかしその輝かしい戦績は今後も語り継がれていくことだろう。
昨年末のパイプラインでワイプアウトした際に意識を失い死の淵をさまよった、フロリダ出身のエヴァン・ガイゼルマンが今大会を制覇した。この日の志田の波は1~2ftのクリーンなコンディション。ガイゼルマンはイタリアの剣士レオナルド・フィオラヴァンティと決勝戦を演じた。スモールコンディションの波はこの2人のバトルに一役買い、さらに日曜日となった最終戦には多くのギャラリーが会場には集まり、日本では8年ぶりとなる規模のビッグイベントを大いに盛り上げたのだった。
より良いスウェルを待つため、レイデイを選択した昨日から一夜明けたIchinomiya Chiba Openはこの日、メンズラウンド4をコンプリート。大会5日目となったこの日、選手達は昨日のフラットなコンディションとは全くもって対照的な強烈なオンショアの風とピーキーな2~3ftの波に直面することとなった。
Ichinomiya Chiba Openは引きつづき、志田ポイントを舞台に素晴らしい日となった。波のサイズは昨日と比べ2ftほどにダウンしたが、ラウンド3のヒート14までの間クリーンなコンディションだった。ラウンド3ではワールドトップサーファーを含むシードの選手が揃い、日本の最も有名なサーフスポットで熾烈な戦いを演じた。
日本でWSLのビッグイベントが行われるのは3年ぶりこと。この日、Ichinomiya Chiba Openの初戦がいよいよスタートし、2から3ftのビーチブレイクというコンディションの志田下では、メンズラウンド1と2に出場した選手たちが信じられないパフォーマンスを見せてくれた。
日本でビッグスケールのQSが行われるのはおよそ3年ぶりのことだ。大きなポイントを競う選り抜きのベストサーファーたちが来週、日出ずる国へ戻ってくる。千葉県一宮で始まるICHINOMIYA CHIBA OPENはメンズQS6000とウィメンズQS1000のイベントから成り、日本を興奮の渦に巻き込むだけでなく、世界のサーフシーンが注目することになるだろう。
これまでのシーズンと比べ、今シーズンは未だにランキングが見えてこない。様々な顔が頭角を現しては隠れるといったことを繰り返している様子だ。それは、このリオで始まったゲームの序盤でも同様で、誰がこの混沌とした状況から這い上がるのかを見極めるのは非常に困難だ。今大会のステージのバウンシーなビーチブレイクがその均衡を崩してくれることを期待している。
2016年4月30日、昨日に引き続き、オフショア胸?肩ほどのグラッシーなコンディションとなった最終日は初日より早い7時半のスタートとなった。まずはグロメット(U-12)を見てみよう。優勝候補だった地元鵠沼出身の矢作紋乃丞(もんのじょう)は波取りに苦戦。
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